ご報告



飛行機の窓から撮った写真です  (実際の色合いは出ていませんが)

先日イスタンブールの出張を終え、無事に東京に戻りました。
着陸の少し前、機内のアナウンスでシートを起こしふと窓を開けたら、
深い藍色の見事なコントラストの低い空から、
昇る日の出を受けオレンジに滲み出した雲の境界から、
何と見事な満月が昇りました。
刻々と空一面は変化して行き、間もなく太陽は昇り、
月は霞み、その景色はまるでなかったかの様に、
別の景色へと移行しましたが、
一年365日、24時間全てのものの移ろいて変わり行く事を深く感じたひと時でした。

「冷ゆることの至りて、甚だしきとき、なれば也」と「暦便覧」にもあるように、
この時期は一年で最も厳しい寒さを迎えています。
イスタンブールも驚くほどの寒さと雪の日々でした。
そんな中、ある日は停電が夕方から夜中まで続き、お客様が帰った夜、
事務所の奥にある小さな部屋の寝床で凍りつく時間を初めて過ごしました。
数年前の東北震災の折、出張で行っていた青森から弘前の工場に移動し、
工場の二階で凍える寒さの中、
近隣のお客さまたちが石油ストーブやおにぎりを持ってきてくれたことを、
懐かしく思い出していました。
あの時、その日を境に東北、いえ日本全土は一変し、
悲しみと絶望に包まれました。
しかし残念ながらこの哀しみや憤りも、時間の移り変わりと共に、
多くの人の心を別の形に変化させたように思います。
そして今もなお、世界中で自然災害とは違う形で争いや怒り、やり切れぬ義憤が沸き起こり、
どんどんと目に見えないモンスターが巨大化し、
少しずつループが拡がって行ってるように感じています。
根底の繋がった同種の人間存在の一部分とし、出来る「正しいと思われること」をしたところで、
この根底のループが変わる事はないのかも知れません。
もちろんしないよりは少しはマシではあるものの、
本質の解決にはほど遠いと感じています。
それほど深く、始動のかけ違いは、
もはや奇跡が起こらない限り人類は変わらないのかもしれません。

ある人が言った言葉が心に深く心に刻まれています。
「地球上の人間以外の全てのものは形質に本質が入ってるけれど、唯一人間には本質が入ってないと。
全ての思考や思想やハイテクノロジーでさえ形質の一部の脳が創り出した世界である」

本当にその通りかも知れません。
自身を含む世界の現れを目の当たりにし、哀しみに耽り絶望しても変わらないものは仕方がない。
人は与えられた時間を紡いで生きていかなければならないのです。
たまたま私の場合、自身を取り巻く環境にsaiとvuvuがあります。
出来る事は限られており、一足飛びに宇宙に向かうことが出来ないけれど、
これらを通し世界中に、saiの正二十面体の器の中の大切な共振を、
丁寧に大切に、世界の彼方にまで拡げるべく、
淡々と進んで行こうと思っています。

ご報告として、新たに立春を迎えた良き日に、崙堂株式会社の代表取締役を受けることとなり、
残念ながらSO株式会社は休眠する事に至りました。
また、新たに崙堂株式会社、プラチナブブ株式会社でどうぞ宜しくお願い申し上げます。
皆さま長い間ありがとうございました。

SO 株式会社 代表 谷村リツコ

 

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